こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する国民の祝日。
出かけた先々で見かけたのは、電車の中で、座っている子どもたちと、荷物をかかえ立っているお母さんとおばあちゃん。
いつの頃からか、子ども優先になってしまった。
子どもの数、25年連続減 1747万人、人口比最低
「こどもの日」にちなんで総務省が4日まとめた人口推計によると、4月1日現在の子ども(15歳未満)の数は1747万人で前年より18万人減った。1982年から25年連続の減少。総人口に占める子どもの割合も32年続けて低下し、13・7%と過去最低を更新した。
少子高齢化を反映して、逆に65歳以上の人口割合は20・4%と過去最高で、子どもと高齢者の数は差が開く一方だ。
子どもの内訳は、男子が896万人、女子は851万人。3歳ごとの年齢層別では、中学生(12-14歳)と小学校高学年(9-11歳)がともに359万人と最多で、0-2歳が329万人で最も少ない。
都道府県別(昨年10月1日現在)でみると、子どもの割合が最も高いのは沖縄が18・4%、次いで滋賀の15・3%、愛知の15・1%が続く。低いのは秋田(12・0%)、東京(12・1%)、高知(12・8%)の順。
子ども一人に関わる大人の数が増えて、どんどん甘やかし傾向は進んでいる。
やれお菓子だ、ジュースだと、親や祖父母が与えている光景を何度か見かけた。
暑いと言えばアイスクリーム。のどが乾いたと言えば缶ジュース。疲れたと言えばだっこ。
至れり尽せりだ。
そんな中、子どもの割合が高い県第三位の愛知県らしく、子どもを4人連れている夫婦を何組か見かけた。
4人の子ども。。。さぞかし大変だろうと思って見ていたが、意外や意外。どの子どもたちもおとなしい。
年上の子どもが小さい子どもの面倒をちゃんと見ている。
歩き回ろうとする幼い子どもにお兄ちゃんが「ここに座ってな!」と席をゆずる。
のどが乾けば自分が肩に下げている水筒のお茶を飲み、妹や弟にも一口ずつ分けてあげている。
で、お母さんは、ゆっくり自分のお茶を飲む。もちろん席に座って。。。^^
子どもが増えれば親は大変だろう。一人でも育てるのは難しい。
が、子どもは兄弟姉妹が多ければ、より、思いやりの気持ちや責任感などを自然に学んでいくものなんだと改めて思った。
子どもは子ども同士の関係の中で成長するものなのかもしれない。
やっぱり少子化対策は上っ面の政策ばっかりじゃなく、本腰をいれて、国をあげて取り組んだ方がいいと。
そんなことをつらつら考えた子どもの日だった。
・・・いや、私は確かに一人も産んでないが^^;
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